江東区コミュニティ活動支援サイト「ことこみゅネット」お知らせ団体からのお知らせ手渡した要請書

手渡した要請書

公開日:2024年02月16日 最終更新日:2024年02月16日
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大久保朋果区長への要望書
 初めまして。江東区中途失聴・難聴者友の会(友の会)の会長を務めている古賀純一郎です。友の会は江東区在住の中途失聴者・難聴者を中心とする会員約30人が手話の学習会や区内の聴覚障害者の支援活動を続けている非営利のNPOで、80代の高齢者が多くを占めております。
 やや遅くなりましたが昨年12月の大久保朋果区長のご当選・ご就任におかれては誠におめでとうございます。「子育て世帯や高齢者の方々が暮らしやすい環境づくりに取り組み、江東区の発展に尽力する決意でございます」との区報での新年の挨拶を拝見し、高齢者が多くを占める団体としては嬉しい限りです。若さあふれ、元気印の新区長のリーダーシップの下、江東区がどのように変貌していくのか住民として楽しみにしております。
 さて、私が会長をつとめる友の会は手話に関心のある江東区在住の有志などにより約30年前に設立されました。既に触れましたように80代の主婦、元会社員、元教員などの高齢者を中心とする約30人が初級と上級に分かれて月2回学習会を開き、手話を学んでおります。
 設立当初から江東区扇橋の江東区障害者福祉センターを学習会などの場として無料で利用させていただいておりましたが、最近、突然降って湧いた難題への対応に苦慮しているところでございます。
老朽化が進んだためということなのか、この11月から1年間の予定でセンターの改装工事が始まり、この期間利用できなくなることが分かりました。友の会にとってはまさに「青天の霹靂」で、会員一同とても戸惑っている状況です。
 工事期間中にセンターの機能は区内の潮見地区へ移転しますが、会員にとっては交通便が悪いため学習会に利用できそうな区の施設を探しております。残念なことに無料だったセンターと異なり、区の施設の利用は有料です。調査の結果、障害者割引の適用があっても年間(12カ月)で数万円の経費を要することが分かりました。会費月300円で運営している貧乏所帯にとって講師への謝礼でも汲々なのに新たな負担は80代の年金生活者にとってはとても難しいのが現状です。
 このため大久保朋果区長に対して格別のご厚情とご支援の要請を今回お願いする次第となりました。改装期間中の学習会の開催を江東区西大島の江東区総合区民センターなどの利用を念頭に置いております。その際の費用負担に格別のご厚情を期待するところです。
具体的には①区の施設を借りる際の経費の肩代わり②区の施設なので料金の非徴収などの特例措置の適用③経費の補助-のいずれかをお願いしたいと考えております。
 大久保区長におかれては、就任直後でとてもお忙しい日々を送られていると存じますが、区行政の一環として掲げておられる「高齢者の方々が暮らしやすい環境づくりに取り組み」の実現のためにも格別のご厚情とご支援をいただければとても嬉しく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。
                             敬具
 2024年2月吉日    江東区中途失聴・難聴者友の会 会長 古賀純一郎
                          他、友の会会員一同

この情報は、「江東区中途失聴・難聴者友の会」により登録されました。

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