江東区コミュニティ活動支援サイト「ことこみゅネット」KJ起立性調節障害オンラインコミュニケーション

団体の紹介

こんにちは!
『KJ起立性調節障害オンラインコミュニケーション』です。
小中高校生に多い「起立性調節障害」という「体の病気」をご存知ですか?
聞いたことはあるけれど、詳しく知らない、よくわからない、という方が多いかもしれません。

起立性調節障害は、小学校高学年から中学生で発症するケースが多くみられる身体疾患で、中学生の約1割、不登校児の約3~4割が該当すると言われたりします。
症状は個人差があり、自律神経がうまく働かないため低血圧や脳血流の低下がみられたり、朝に症状が強く、学校に遅刻したり登校が困難になるなど、学校生活をはじめ日常生活に支障をきたす子どもが多いですが、外見からはわからないため、健常な人と区別がつきにくい特徴があります。
体調不良によりやむを得ず学校を長期欠席となる当事者も多く、学校に行きたいのに行けない、授業についていけない、先生とうまくコミュニケーションがとれない、体調が落ち着いた午後の時間になんとか登校できたとしてもサボりではといった周囲からの無理解な言葉に傷ついてしまう、進路に不安がある、学校で体調不良になったときに言い出せずに我慢してしまうなど、体調だけでなく、学校との関わりや進路に関するお困りを抱える当事者がとても多いです。

起立性調節障害の子どもと接する周囲の大人は、この疾患について正しい知識を持ち、受容的な接し方ができると望ましいと思います。
当会は起立性調節障害の子どもの親としての経験から、起立性調節障害でお困りの当事者やご家族に寄り添い、周囲に1人でもこの疾患の理解者が増え、当事者が少しでも過ごしやすい環境づくりが実現することを目指しています。

新着情報