団体の紹介
ジョン万次郎こと中浜万次郎は、江戸初期、土佐から出漁して遭難、捕鯨船「ジョンハウランド号」の「ホイットフィールド」船長に救助されてアメリカに渡り、多くのことを学んだ。帰国後は鎖国から開国・明治維新の激動の中で幕府直参になり、英語や西洋文明を伝えた。晩年、この旧土佐藩下屋敷の砂町に居住し、開成学校教授などの重要な役割を果たした。本会は、その中浜万次郎を顕彰し、その積極的な生き方を学び、地域の子どもたちや人々に伝えることを目的とする。年に数回、専門家などを招き研究会を開き、また会員相互の交流を図っている。